優しい男

おはようございます。 万代です。

早朝の散歩してきました、良い天気です。

空に目を向けると、ちょうどよい青色、太陽を見ると「まぶしいなー」。

草も子供もお年寄りもマンションも皆、可愛いいと思ってしまう朝です。

 

あ、地震です…… 近所の糞ガキが泣きました。

 

ここからの文章は、松本圭二さんのブログから引用させていただきます。

2007年10月19日

夕日

 

僕が住んでいるのは四丁目だ
四丁目の夕日は凡庸で
三丁目ほど懐かしくはない
でも、三丁目より赤いと評判だ
一丁目の夕日は悲しくなるほど澄んでいるという
二丁目の夕日は少し濁っていて神秘的だと
三丁目は懐かしく
四丁目は赤い
でも、ここまでが夕日の限界なのだ
五丁目から急に暗くなる
駅前周辺になる
そして、五丁目の夕日にはガンマンが隠れている
六丁目の夕日には病気の横綱が隠れていて
七丁目の夕日に亀田少年が泣いている
ここまでがギリギリ
八丁目からはもっと陰惨になる
埋め立て地になる
小学生が車に轢かれている八丁目の夕日
ベランダから中学生が降ってくる九丁目の夕日
その先が海
だから、高校生の恋人たちは海の夕日を見に行くのだ
命懸けで見に行きたいのだ
そこに詩があるように思うからだ

 

 

 

 

 

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