はる と なつ

 

こんばんは。瀬名です。

 

夏ですね。

昨日はそれほどひどい暑さではありませんでしたが、これからが夏真っ盛りという予感もします。皆さんは如何お過ごしでしょうか??

一日の大半を室内で過ごし制作を進める若修羅達にとっては、真剣サバイヴの季節突入ですね。みなまで申しません。

 アラタニウラノで現在開催中の「夏と画家」展。実は宮沢賢治の詩集「春と修羅」を捩ったものなんです。「おれはひとりの修羅なのだ_」なんて考えながら設置を進めていたのは私だけではないでしょう。

 

作家=修羅という潜在的な発想は、意外と皆さん共有されているのかもしれませんね。榎本さんが再読なさったという”檸檬”も言ってしまえば、爆弾テロの話ですし。

春。夏。修羅。画家。檸檬ー いやぁ儚いって素敵だ

 

 

私事で大変恐縮なのですが、昨年・一昨年の夏とパリで過ごした経験があります。その時、夏になるとあら不思議、パリから人が居なくなってしまうのです。

 

何故かといえばバカンスなんですが・・・

 

で、観光客ばかりになった季節外れのパリに、ぼやぼやしている私などはやはり取り残されてしまいます。

セーヌ河沿いの結構いい所に、夏の間だけフランスの人は強引に砂を撒いて浜辺にしてしまうのですが、そういう場所は大体観光客が沢山なので勿論阿修羅は座り/れません。

 レジデンス施設のお友達も大体何処か出かけちゃってるか、お国に帰えるかしていて、あー困った。誰もいないやんけ〜

 

かぁー

それで、1−握るわけです。僕の場合はやっぱ洋梨ですけど。

2−えいっと勢い良く、かじりつきます。

3−嚥下します。

 

4−

そしてじっと見あげる あおいそら

 

 

 

 

”すべての夏というキーワードはこのような真空状態と直結しているといえるでしょう”

 

 

 

 

皆さんのすてきな夏に星に願いを

眠れぬ夜はおぼおぼアシラロードでした